くわのす - イギリス旅行記2017 - 8月28日(月)その4

2017年8月28日(月) その4

大英博物館を見学

13:20 大英博物館に到着

大英博物館に到着しました。ここに入るにはテロ防止のため門の左側のセキュリティを受けなければなりませんが、結構長い行列です。門付近にいた係員、杖を突いた"ゆう"を見ると、すかさずその場で荷物をチェックして中に入れてくれました。韓国も香港もイギリスも、ホント身障者にやさしい国です。それに引き換え日本は・・・

大英博物館
大英博物館に到着。
大英博物館
大英博物館正面玄関。

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13:25 大英博物館に入る

で、すんなりと大英博物館に入館します。

日本だと博物館や美術館の類は入館料が必要ですが、ここ大英博物館はなんとタダ、無料です。ただ、募金は随時受付中であちこちに募金箱があるので「チャリン」ではなく「バサッ」と募金をしておきましょう。

入ってすぐに音声ガイドの貸し出しがありましたが(有料)、既に全部貸し出され在庫が無いとのことであきらめます。

ここはイギリスが大英帝国時代、各地の植民地から貴重な物、珍しい物をロンドンに運び込みここに展示しているそうで、別名「盗難博物館」と揶揄されているそうです。

世界中のものが集められ、とにかく展示物が多く、全部回るととても一日では足りないそうで、地球の歩き方に書かれている展示物を中心に周ってみます。(確かに3時間程度で5分の一くらいしか、歩いてないのではと思います。見るのではなく歩くだけです。)

大英博物館
大英博物館のホール、グレートコート。
大英博物館
おやっ、この先に・・・。
大英博物館
音声ガイドの貸し出しコーナーがあったのだが、全数出払っていて在庫なし。
大英博物館
展示場外にいたクニドスのライオン像。トルコの南西海岸・クニドスにあった石造りの東屋風のお墓のてっぺんに鎮座していた石像で7トン以上もあるそう。

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13:30 エジプトゾーン

先ずは入って左にあるRoom4のエジプトソーンから攻めてみます。

実はこのイギリス旅行に出発する一週間前、この大英博物館の予習として福岡市博物館で開催されていた「黄金のファラオと大ピラミッド展」を見に行ってきました。この時初めて古代エジプトの象形文字、ヒエログリフを見たのですが、ここにはその文字解明の手掛かりとなったロゼッタストーンが展示されています。そしてヒエログリフをどうやって解読したのかも書いてあります。ナルホド、ちょっとヒエログリフのすそ野がわかったような気になります。

しかし、よくよく考えてみると私たちが普段使っている漢字は象形文字、ひらがなやカタカナも漢字から派生した象形文字だと考えるとなにか親近感がわいてきます。 ハングル文字なんか、発声した時の舌や口の形を表した象形文字。象形文字って地球上に結構多いのかも分かりません。

ロゼッタストーン
入ってすぐのところに人だかり。ここに・・・
ロゼッタストーン
あのロゼッタストーンが展示されている。
ロゼッタストーン
拡大するとこんな感じ。
ロゼッタストーン
どうやって解読したか書いてある。ナルホド、ちょっとヒエログリフのすそ野がわかったような気になる。
ロゼッタストーン
ロゼッタストーンの裏には何も書かれていない。
エジプトゾーン
エジプトから盗ってきた、いや持ってきた展示物がたくさんある。
石棺
これは石棺だったか。
石棺
石棺にもヒエログリフが書かれている。
石棺
紀元前何千年も前の作品。
ラムセス二世
このエジプトゾーンで一番目立つ、ラムセス二世の胸像。
ラムセス
凛々しい顔をしています。
石像
この博物館はなんと写真撮影OK。ただし三脚の使用はダメとのこと。
ヒエログリフ
何が書いてあるのでしょうか。
ゲイヤー・アンダーソンの猫
ゲイヤー・アンダーソンの猫。 エジプトのサッカラというところから出土したらしい。紀元前600年ころの作。金のイヤリングをしている。なんと贅沢なネコ。
石棺
ザ・エジプトな彫刻が施された石棺。
エジプトゾーン
さて、エジプトゾーンから次に移動。

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14:00 西アジアゾーン

この博物館はエジプトとか中東とか各地域ごとに展示部屋が分かれています。エジプトエリアだけでこの旅行記が終わってしまいそうなので、次に行きましょう。

お次にやってきたのはRoom9の西アジアゾーン。ここの目玉はライオン狩りのレリーフ。当時のライオン狩りの様子が見事に彫られていますが、西アジアの遺跡になぜアフリカの様子が描かれているのか、それともアフリカまで狩りに行ったのでしょうか?

そのなぞもさることながら、それよりこんな石の板をどうやって切り出し、ここまで持ってきたのか? そっちの方が不思議でした。

人面有翼牡牛像
ラマッソスと呼ばれる人面有翼牡牛像。アッシリア(イラク北部)では守護神として城門に飾られていたらしい。 ちなみに真ん中の女性は本物の人間。ここをくぐるとライオン狩りのレリーフがある。
ライオン狩りのレリーフ
当時のライオン狩りの様子が描かれている。ぐったりするライオン。
ライオン狩りのレリーフ
ライオン狩りのレリーフはこんなに長い。
人面翼
先ほどと似た、こちらは別の人面有翼牡牛像を通過して次に行く。

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14:10 ギリシャ・ローマゾーン

次に来たのはギリシャゾーン。この博物館は順路というものはなく、自分の好きなエリアに直で行けます。ある意味、迷子になりやすいというか、実際のところ「ここはどこ?」状態になっていました。

彫刻
質感が素晴らしい彫刻です。思わず手を触れてみたいような・・・
ギリシヤ
エジプトと違い白い彫刻が多い。

段々展示物の羅列になってきた。
ギリシヤ
このレリーフは彫が深い。
彫刻
衣類の質感がすごい。
馬の彫刻
ハリカナッソスのマウスロス廟の彫像。地球の歩き方によると「ハリカナッソスとは現在のトルコのボドルムのこと。世界7不思議の一つであるマウソロス廟にあった彫像で、廟の頂上部分にあったとされる馬の像が目玉」。なんか疑問が疑問を生むような解説だ。

この辺りはツボの展示。
彫刻
首が無いが衣類が生々しい彫刻。[拡大]
神殿
その彫刻から見えるギリシア神殿。[拡大]
器
この辺りはギリシャから西のトルコ付近の陶器だろうか。アジアの色が出てきた。
装飾品
ここには装飾品が展示されている。その中には・・・
金の装飾品
金の装飾品がある。先週観たエジプト展でもエジプトからも金の装飾品が展示されていたが、西アジア、そして去年行った韓国・慶州での金の装飾品と、シルクロードをこれらが伝わっていたのだろうか。
陶器
とにかく量が多いのでどれがどれやらわからなくなってきた。

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14:30 再びエジプトゾーンゾーン

西アジアゾーンをウロウロしていたら、再びエジプトゾーンに出てきました。なんか迷路のようです。

ファラオの夫婦
ファラオの夫婦像だろうか。
ファラオの夫婦
全然年代を感じさせない。
レリーフ
エジプトのレリーフ。こちらもファラオの夫婦だろうか。[拡大]
石像
この足を一歩踏み出した像、福岡でも展示してあった。[拡大]
ライオン像
ライオン像。

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14:45 パルテノン神殿の彫刻群

お次にやってきたのはやはりここの目玉のパルテノン神殿の彫刻群。生々しい立派な彫刻ですが、元々あったギリシャから返還請求が出ているそうです。この仏像はこっちのものだ・・・と言っているどこかの国と同じようなことがあるのですね。

彫刻
ヨーロッパの彫刻て肌の質感が本物のようだ。
石像
みなさんそんな彫刻を見つめている。
彫刻
元々はどんなところにあったのだろうか?
石像
そしてこちらにもレリーフ。
彫刻
そのレリーフを写真に撮る人、その姿を撮る私。
レリーフ
次にこちらに移動。長い長いレリーフ。
彫刻
彫刻の美術的価値よりも、どのようにして切り出したのかの方が気になる。
レリーフ
そんな気になるレリーフをじっと見つめる人。
レリーフ

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15:00 休憩

グレートコート
ここで一旦休憩。

この付近の展示場所はこれくらいかな、と思って一旦出てきたのですが、まさかの二階があったのですね。日本に帰ってから地球の歩き方を読み直し分かりました。ただ、二階も回っていたら後で書く日本や韓国の展示エリアにはたどり着けなかったでしょう。それくらい広いです、恐るべし、大英博物館。

そんなことより、疲れたのでここで一旦休憩しましょう。グレートコートにはイスとテーブルが置いてある休憩スペースがあります。

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15:10 Room 24

休憩も鳥たことですし、次の展示室に移動しましょう。ここにはモアイ像など太平洋地域のものが展示されています。今まで見てきたエジプトやヨーロッパのものとはかなり趣が異なります。古いものというより、現役の民族工芸品などが多いようでした。

モアイ像
休憩後、次にやってきたRoom 24。入ってすぐにモアイ像が立っている。
モアイ像
ヨーロッパの彫刻とはかなり雰囲気が違う。
南太平洋の展示
他の展示物もヨーロッパのものとは様相が違う。
南太平洋の展示
ここは古いものというより民俗的な品物の展示が多い。
南太平洋の展示
それにしてもまぁ、世界中からよく集めたものだ。
南太平洋の展示
そろそろトイレに行きたいので、この写真右奥にあるトイレへ行く。

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15:15 韓国ゾーン

Room 24の奥のトイレへ。私の方が先に出てきて待っていると、アメリカからやってきたという同年代の男性と立ち話。この人も奥さんと来たそうです。「とにかく広くて疲れるね」などと話していると"ゆう"が出てきました。

このトイレ前には中国北部の阿弥陀仏が展示されていて、どうやらこの上はアジアの展示ゾーンになっているようです。(本当はアジア以外もあった) 上に行ってみましょう。

仏像
トイレ横に立っている中国北部の仏像。階段を登りアジアゾーンへ。
仏像
3階(イギリス式ではLevel 2)の韓国ゾーンにやってきた。仏像が出迎えてくれ、一気にアジアの色合いになる。[拡大]
陶器
やはり韓国というと焼き物なのでしょうか。
陶器
韓国の窯元の位置が地図に描かれている。よく見ると・・・
地図
"Karatsu"の文字があるではないか。日本からはるか離れたこの地で、唐津のの地名を見るとは、なんとなくうれしくなってしまう。[拡大]
陶器
確かに九州北部の唐津焼や有田焼は、豊臣秀吉が韓国から引き連れていた人たちが始めたものだから、この地図に載っているのは不思議ではない。
チマ・チョゴリ
韓国の民族衣装
韓屋
あの韓屋も建っている。[本物]

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15:30 日本ゾーン

韓国ゾーンの上階、Room92,93は日本のゾーンです。こんなところまで来て日本の展示物を見るのも、と思いましたが、どんなふうに日本が紹介されているのか、ちょっと興味があります。

絵画
韓国ゾーンを抜け、この辺りは絵画ゾーン
日本
その上階は日本ゾーン。
日本
日本ゾーンに入ってきた。
仏像
日本なのになぜか百済観音立像。西暦600年頃、仏教の伝来とともに、中国や韓国から伝わったと書かれている。
銅鐸
銅鐸。意外と日本独自のものなのか?
銅鏡
こちらはおなじみ銅鏡。
甲冑
やはりニッポンというと甲冑と刀か。[拡大]
皇室
変わったところでは、皇室の紹介もされていた。やはりイギリス王室と通じるところがあるのだろうか。

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15:40 別のエジプトゾーン

さて、ええ加減疲れてきたのでもう帰りましょうと出口に向かって歩いていると、たくさんの人波。なんとこんなところにもエジプトの展示エリアがあったのです。黄金に輝くミイラ、三体のミイラの立像。なんと素晴らしい。こんなところにこんなものがあったとは。

日本に帰ってから地球の歩き方を読み直すと、確かに書かれていました。もっとよく事前に読んでおくべきでした。

ミイラ
帰ろうと出口に向かって歩いていると、エジプトゾーンに紛れ込んだ。
ミイラ
黄金のマスク。
ミイラ
こんなところにこんなものが展示されていたとは。地球の歩き方をもっと読んでおくべきだった。
ミイラ
こちらは三体の女性ミイラ。

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15:50 大英博物館を出る

エジプトゾーンをもう少し見ておきたかったのですが、これからミュージカルの時間なので、チラ見で博物館を退館しましょう。

ロビー
大英博物館を出る前にトイレ。下はカフェになっている。
大英博物館
大英博物館の建物自体もギリシャの神殿みたい。
大英博物館
出口はそのまま抜けられる。
大英博物館
また重厚な建物を見ながらトッテナムコート駅へ行く。

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